2024年10月22日火曜日

運営推進会議 第17回 議事録

 第17回 運営推進会議記録


開催日:令和6年10月17日(木)


1.現状報告

・現在、ご利用者様は22名。

 内訳は、要支援1→1名、要支援2→1、要介護1→11名、

 2→5名、3→3名、4→0名、5→1名


・9月中旬からコロナの感染者が発生し、利用者様で5名、スタッフで4名の感染があった。

なお、感染された利用者様5名のうち3名は現在もお休みされているが現在は感染者数は0人

になっている。

→今後も、手洗い・うがい、必要時にはマスク使用しつつ密や換気など予防に心がけていく。


・この半年で事故は無し。


・前回の運営推進会議で話の出た、同町内のグループホームなの花さんとの連携として、

当所での合唱ボランティアの日に利用者様3名、スタッフ2名に参加して頂いた。今後も、

なの花さんとの交流を深めていく。


・ご利用者様代表A様より

現在92歳で生産技術の分野で自動車関係の仕事をしてきた。

始めはデイサービスのことを良くは思っていなかった。

しかし、だいだいの家に来てみると第一印象は施設っぽくなくてファミリーだと感じた。

自分のできることやりたい木工作業など、ものづくりでこれからも役立ちたい。



2.ボランティア活動について

ボランティア団体の健康生き生き過ごそう会 だいだいの家 が今年で23年になる。

コロナ禍で4年間休止していたがR6.5月~旧だいだいの家(代表者宅)で第4土曜日にて

再スタートした。現在利用者6~8名の参加にて実施。R6.6月には地域包括元浜の管理者、

青野様にも来ていただきロコトレなどを一緒に行った。



3.地域との連携

地域密着の小規模の事業所の声が国には届いていない。

大きいところが生き残っていって小さいところは知り合いのデイで閉鎖したところもある。

小規模は単独ではなくいくつか集まって協力して経営していくことが望まれている節がある。

だいだいの家は早出の中でもあまり周知されていないのかもしれない。

地域行事や早出の秋祭りに参加、出店するとかしてまず皆に知ってもらい、関心を持っても

らうのはどうか。

利益を出すのが目的ではない。

クッキーを作ったり、利用者の方々で小物を手作りしたりして出店するのも良いのではないか。

早出にはこういうデイサービスがあるんだよ、という発信をしていくのも必要。

次回、市の担当者の方の参加もお願いしたい。

お陰様でケアマネ様からの利用者様の紹介は毎月あり「大きいデイではなじめない方がいる

ので、一人ひとりに寄り添ってくれるのでなど」の声が多く聞かれる。まず、一日体験から

のスタートだがお陰様で利用につながっており、利用者数は減ることは今のところない状

況。



4.質疑応答、ご意見等

・介護保険の仕組み自体が会社の蓄えをしづらい体質だと思う。

サービス提供時間以外でなにか利益を出すような仕組み作りをしたらどうか。

→現在、土曜のサービスは利用者様が少なく休止しているが、土曜日曜になにか考えるに

しても人手が必要になる。なかなか難しい。


・加算について、加算はより内容を充実させていくものだと考えている。デイの立ち上げ当

初は元気、おいしい、楽しいという場所だったがそれだけでは生き残れない。その内容の質

がプロとして実践の中で問われている。事務の業務も大変になってきて専従の職員が必要に

なっている。


・小規模のデイサービスが減少傾向にある。大規模ではなかなかなじめなかった方が当所

では気に入ってくれることも多く小規模のデイの必要性をわかってほしい。


・介護人材不足時、外国人の採用も視野に入れるのもよいではないか。

ベトナムやミャンマーの人たちは心が優しいし、仕事を一生懸命やる。

給与時給は日本人職員と同額とすることが必要。


・妻がデイサービスとショートステイを利用している。ショートは対応がどこか事務的に感

じる。

おそらく職員さんも接してくれることが少なく一人でいることが多いのではないか。

デイ(だいだい)は会話もあって人間らしい生活ができているのかなと思う。

家に帰ってきたときの表情が良い。


・民家の空き家が増えてきている。空き家を利用して介護施設に転用するとか補助金、

助成金を出すとかしてうまい制度作りを行政には期待したい。


・地域密着型、小規模デイの必要性や需要も現状としてあることをもっと知ってもらうよう

発信していく。


・公用車に「だいだいの家」がわかるようにステッカーを付けたらどうかという提案あり。

現在検討中。



次回開催予定:令和7年4月

2024年4月17日水曜日

運営推進会議 第16回 議事録

第16回 運営推進会議記録

開催日:令和6年4月11日(木)

・だいだいの家のアットホームなサービスを継続しつつ更に今後、行政、家族、ケアマネとも連携し、健康面、機能訓練、栄養面、口腔機能など一人ひとりにより充実したサービスを提供していきたい。


1.現状報告

・現在、ご利用者様は22名。

 内訳は、要支援1→1名(区変申請中)、要支援2→0、要介護1→13名、2→3名、3→3名、4→2名、5→0名

 早出の方は5名。その内、独居は1名。

・入浴、食事、レクリエーションなどを行いながら季節感を大事にして過ごしている。個別のものを提供するということも大事にしていて、生活環境や状況はそれぞれ違うので好きなこと、やりたいことを日々の会話の中で見つけるよう個別の提供を利用者様と共に取り組んでいる。ひな祭りにはちらし寿司であったり、春のお彼岸にはぼたもちであったりと季節を感じる行事を皆と楽しく運動を取り入れながらサービスを提供している。

・この半年で事故はなし。


2.事業継続計画(BCP)の策定と地域とのつながり

・BCPとは、事業継続計画のことで、災害や感染症の発生が起こってしまったときに、損害を最小限に抑え事業の継続や、早期復旧を図るもの。その中で、地域とのつながり、連携といったものがある。近所のグループホーム「なの花」様と連携を取るべく、施設長様と話をして相互協力の要請をしているところ。また、地震により建物の倒壊まで起きてしまった場合など、当所単独での事業継続が困難な場合もあるかもしれない。早出自治会様、地域包括元浜様には日頃から相互協力の関係を築いていきたいと考えている。当所はデイサービスなので、利用者様の見守りをしながら家族の元へ帰すことを優先する。しかし、利用者様の預かりや避難が長引くと思われるときは、避難所への避難を検討する。施設外の避難先としては、第一避難先に早出中根公園、第二避難先に丸塚中学校と考えている。

・避難所は馬込川より西か東かで別れる。西は曳馬中学校、東は丸塚中学校。利用者様の中には上島の方も多く、馬込川より西になるので洪水、浸水の災害時には早めの判断、対応が必要。雨雲レーダーなどで情報を収集する。


3.垂直避難訓練の実施

・前回の運営推進会議にて、前自治会長様より洪水を想定した垂直避難訓練をやってみたらどうかという意見を頂いた。行政からも一年に一回は水害の避難訓練を行うよう指導があったので、垂直避難訓練を先月に実施した。

・当所は毎月一回、地震を想定した避難訓練を継続して行っている。災害時には近隣住民の方の協力も得たい。災害時、利用者様を家族の元へ帰すのだが、独居の方や連絡が取れなかった場合など、フォローすることも大切。

・早出地区だけでなく全国的に高齢者の老々介護、または独居の方は増加している。

・当所としては、利用者様は早出の方が5名と少なく、早出地区の中でも知られていないかもしれない。早出の方を増やしていきたいと考えている。
 利用者様家族としては、デイが近すぎるのもよくない面がある。介護負担の軽減という面から、少し遠くのデイに行ってくれたほうが気が休まる。デイやショートを利用しながら生きていく質を上げてやりたいと思っている。
→当所としても気持ちを真摯に受け止め日々サービスを提供していきたい。ますます地域との連携とその必要性、相互協力が大切だと再確認できた。家族、ケアマネ、行政と連携を密にして利用者に寄り添いながらより良いサービスにつながるよう実践していきたい。

・地域との連携の一環として曳馬中学校の生徒さんのボランティア活動がある。なの花様はすでに交流をしている。

・家族会の実施をしたらどうか。家族との相互協力を築くためにも大事。

・今後はどうなっていくか。
 浜松市は施設が多い。危機感を持っている人が少ない。認知症を理解している人も少ない。高齢者も増加するので共生社会を目指したい。


次回開催予定:令和6年10月

2023年12月10日日曜日

運営推進会議 第15回 議事録

第15回 運営推進会議記録

開催日:令和5年10月12日(木)

1.現状報告

・現在、ご利用者様は24名、その内2名は療養中。

 内訳は、自立支援→1名、要支援1→0、要支援2→0、要介護1→14名、2→3名、3→3名、4→1名、5→0名

 早出の方は5名。その内、独居は1名。

・個別生活機能・・・その人それぞれに合ったもの(やってみたいこと、できること)の提供を心がけている。(手芸、歌、料理など)
・個別機能訓練・・・今年の1月に理学療法士が入り、訓練の更なる充実化を図る。体調や生活環境に応じた訓練を意識して実施している。(生活動作、食事、移動)
・季節ごとの行事を大切にしていて、節分、ひな祭り、浜松祭り、子供の日など、昔を思い出し、ぼた餅や恵方巻などを作ったり、自分で作ったものを自分で食べて頂き刺激にもなっていると考えている。

2.感染症等の近況報告 
・コロナウイルスにおいて、職員、利用者様に個人での感染はあったが、施設での発生、及び蔓延はなかった。当所では、毎日2回(昼食前と夕方)、手すりやトイレなどを消毒している。石鹸での手洗い、うがいの徹底とマスク使用のご協力をお願いしている。 

3.質疑応答・ご意見 
当所より  
・排泄、入浴は利用者様の尊厳を守るよう配慮している。  
・帰りの送り時に、自宅で利用者様一人になってしまうときはどうするのか? 
送迎のお時間は適宜、臨機応変に対応している。本人に鍵を持たせてあるのでお願いします、というケースもあるが、ご家族と連絡を取り合い、できる限りリスクを最小限にする努力をしている。
・利用者様に異常が起こった時のご家族への連絡
命にかかわるような緊急性があると思われた場合は救急への連絡とご家族への連絡を迅速に行う。緊急性がなくてもご家族へお知らせした方がよいと判断した場合、連絡をすることもある。(ご家族の勤務先にお電話した際、電話対応して下さった方の名前は必ず聞いておくこと)
地域包括支援センターより
・ヘルパーは4人に1人は65歳以上でヘルパーが確保しづらくなっている。
・外国人の介護職員は日本語はうまくても、預けて大丈夫かなと思うことはある。
・介護職員は、介護保険が始まった時の時代に働き盛りだった人たちが、退職し職員は不足している。ケアマネージャーも同様、不足している。 
自治会長より  
Q,避難訓練はどのような内容か?  
A,当所では、地震と火災を想定し安全に建物から脱出するというところまでを毎月一回行っている。 
・水害からの避難も大切。線状降水帯や、急な激しい雨が続くと床上への浸水も出てくる可能性がある。横への避難だけでなく縦(上)への避難も重要。水害時、自治会としては独居の方をどう助けるかが課題でもある。
Q,水害対策の避難訓練をしたらどうか。(二階への避難など)
A,前向きに検討す。 
利用者家族より
Q,だいだいの家の看板を大きくしたらどうか、初めての人にとって解りにくいのでは? 
A,(自治会長より)だいだいの家の利用者は早出町の人がほとんどと思っていたが意外と少ない。地域の中で近くの施設を利用することに抵抗ある人もいるのでは。もう一つの家として地域の中で看板を大きくせず利用者にとって利用しやすいことに重きを置くだいだいの考えはよいのではないか。 
次回開催予定:令和6年4月

運営推進会議 第17回 議事録

 第17回 運営推進会議記録 開催日:令和6年10月17日(木) 1.現状報告 ・現在、ご利用者様は22名。  内訳は、要支援1→1名、要支援2→1、要介護1→11名、  2→5名、3→3名、4→0名、5→1名 ・9月中旬からコロナの感染者が発生し、利用者様で5名、スタッフで4名...