第17回 運営推進会議記録
開催日:令和6年10月17日(木)
1.現状報告
・現在、ご利用者様は22名。
内訳は、要支援1→1名、要支援2→1、要介護1→11名、
2→5名、3→3名、4→0名、5→1名
・9月中旬からコロナの感染者が発生し、利用者様で5名、スタッフで4名の感染があった。
なお、感染された利用者様5名のうち3名は現在もお休みされているが現在は感染者数は0人
になっている。
→今後も、手洗い・うがい、必要時にはマスク使用しつつ密や換気など予防に心がけていく。
・この半年で事故は無し。
・前回の運営推進会議で話の出た、同町内のグループホームなの花さんとの連携として、
当所での合唱ボランティアの日に利用者様3名、スタッフ2名に参加して頂いた。今後も、
なの花さんとの交流を深めていく。
・ご利用者様代表A様より
現在92歳で生産技術の分野で自動車関係の仕事をしてきた。
始めはデイサービスのことを良くは思っていなかった。
しかし、だいだいの家に来てみると第一印象は施設っぽくなくてファミリーだと感じた。
自分のできることやりたい木工作業など、ものづくりでこれからも役立ちたい。
2.ボランティア活動について
ボランティア団体の健康生き生き過ごそう会 だいだいの家 が今年で23年になる。
コロナ禍で4年間休止していたがR6.5月~旧だいだいの家(代表者宅)で第4土曜日にて
再スタートした。現在利用者6~8名の参加にて実施。R6.6月には地域包括元浜の管理者、
青野様にも来ていただきロコトレなどを一緒に行った。
3.地域との連携
地域密着の小規模の事業所の声が国には届いていない。
大きいところが生き残っていって小さいところは知り合いのデイで閉鎖したところもある。
小規模は単独ではなくいくつか集まって協力して経営していくことが望まれている節がある。
だいだいの家は早出の中でもあまり周知されていないのかもしれない。
地域行事や早出の秋祭りに参加、出店するとかしてまず皆に知ってもらい、関心を持っても
らうのはどうか。
利益を出すのが目的ではない。
クッキーを作ったり、利用者の方々で小物を手作りしたりして出店するのも良いのではないか。
早出にはこういうデイサービスがあるんだよ、という発信をしていくのも必要。
次回、市の担当者の方の参加もお願いしたい。
お陰様でケアマネ様からの利用者様の紹介は毎月あり「大きいデイではなじめない方がいる
ので、一人ひとりに寄り添ってくれるのでなど」の声が多く聞かれる。まず、一日体験から
のスタートだがお陰様で利用につながっており、利用者数は減ることは今のところない状
況。
4.質疑応答、ご意見等
・介護保険の仕組み自体が会社の蓄えをしづらい体質だと思う。
サービス提供時間以外でなにか利益を出すような仕組み作りをしたらどうか。
→現在、土曜のサービスは利用者様が少なく休止しているが、土曜日曜になにか考えるに
しても人手が必要になる。なかなか難しい。
・加算について、加算はより内容を充実させていくものだと考えている。デイの立ち上げ当
初は元気、おいしい、楽しいという場所だったがそれだけでは生き残れない。その内容の質
がプロとして実践の中で問われている。事務の業務も大変になってきて専従の職員が必要に
なっている。
・小規模のデイサービスが減少傾向にある。大規模ではなかなかなじめなかった方が当所
では気に入ってくれることも多く小規模のデイの必要性をわかってほしい。
・介護人材不足時、外国人の採用も視野に入れるのもよいではないか。
ベトナムやミャンマーの人たちは心が優しいし、仕事を一生懸命やる。
給与時給は日本人職員と同額とすることが必要。
・妻がデイサービスとショートステイを利用している。ショートは対応がどこか事務的に感
じる。
おそらく職員さんも接してくれることが少なく一人でいることが多いのではないか。
デイ(だいだい)は会話もあって人間らしい生活ができているのかなと思う。
家に帰ってきたときの表情が良い。
・民家の空き家が増えてきている。空き家を利用して介護施設に転用するとか補助金、
助成金を出すとかしてうまい制度作りを行政には期待したい。
・地域密着型、小規模デイの必要性や需要も現状としてあることをもっと知ってもらうよう
発信していく。
・公用車に「だいだいの家」がわかるようにステッカーを付けたらどうかという提案あり。
現在検討中。
次回開催予定:令和7年4月
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